防災弁(乾式)ユニットとは?

水防協のホームスプリンクラーシステムは、火災警報と家庭用水道水を利用して一体化し、初期消火を目的とした低コストのホームスプリンクラーシステムです。グループホームや戸建て住宅、マンション・アパートなどの様々なタイプの住宅に利用でき、安心・安全・安眠を提供いたします。

「生命・財産・安眠」を守るための初期消火装置

水道水を利用して一連の作業を行う、新しいタイプのスプリンクラー制御システムです。

 

水防協方式スプリンクラー設備の概要

防水協方式スプリンクラー

※上記の設置例(システム構成図)は設備図などをもとに分かりやすく描いたイメージです。建物および各機器の寸法(縮尺)や位置関係は実際とは異なります。本設備は設置する環境や規模によって、感知器やスプリンクラーの必要数や位置、配管・配線のレイアウトが異なります。
この一連のシステムを「スプリンクラー装置」として実用新案を取得しています。

 

水防協方式 防災弁ユニット

株式会社 水防協の「特定施設水道連結型スプリンクラーシステムに用いる電動弁制御盤〈SBK-25〉」は、日本消防検定協会による性能鑑定を取得し、消防の用に供する機械機器等として適合すると認められました。

防災弁ユニットSBK-25は、バッテリーを内臓(最大3基までの電動弁作動可)していますので、停電時でも火災受信機からの信号を受け、ブザー鳴動→電動弁作動→配管内充水→散水(初期消火)までを自動的に制御します。
※警報ブザー停止、ユニット動作停止(復帰)は安全確認のため手動による操作になります。

電動弁制御盤と電動弁、警報ブザーを一体型(ユニット)にすることで、
コスト削減と検査・試験・点検・維持管理の簡易化を実現しました。

bousu(異常発生)、テスト用電動弁・バルブ動作テストボタン(点検時)、バッテリー点検機能などをユニット内に一元的に装備することで、日常の点検、法定点検(年2回・1回※)がスムーズに行えます。
※法令に基づく点検業者による年2回の機器点検・バッテリー点検(3~5年に1回の交換)、
年1回の総合点検が必要です。

回路数は3回路(3系統)までの制御ができますので、建物施設の規模や容積に合わせて防災法の基準値維持のため2基(SBK-25-1)までの増設が可能です。

散水停止後、消化管内(電動弁2次側)の対流水を手動三方弁と自動吸気弁を使い排出します。再び乾式状態を保つので衛生的です。
※スプリンクラーヘッドの立ち下がり部分は、手動による水抜きが必要です。